最近になり、 Input Select ／ Audio Muting の変更や Volume をまわすと「バリバリ音」がしたり、片チャンネルから音が途切れたりする現象が現れてきました。また、スイッチを入れてもリレーが On しない現象が現れたため、トップカバーを外し、清掃を兼ねてチェックしました。スイッチを入れてもリレーが On しない現象は、どういう訳か直ってしまったのですが、バリバリ音は直りません。そこで機械式の接点箇所全てに接点復活剤にて清掃を行いました。接点復活後はバリバリ音から解消され、新品同様に使用しています。

木製のトップカバーを外しました。	メータや各スイッチの清掃	カバーを外します。
縦にして底面も清掃します。	トランスカバーに錆発生。	左右４個づつで合計８個のパワートランジスタ。 中央部の大型ヒートシンクが魅力。
A-B級切替レリーと電源ON時の直流分が S.Pに加わらないようカット用リレーの２個の リレーがありますが、後者のリレーが調子 悪かった。しかし、いじっている間に直って しまいました。接触不良だったのかなぁ・・・	裏面からも清掃します。	裏面は殆ど半田による直付けで異常は 無い状況です。各ボリウム類は接点復活 剤にて接点を綺麗に清掃します。 直接接点は確認できませんが、隙間から 接点復活剤を吹きつけながら各種ボリウム をまわせば大丈夫です。
これが接点復活剤です。ちなみにリレーに は使用できないようです。リレーにはリレー 用接点復活剤があるようです。	このように機械式接点には全て接点 復活剤にて清掃します。	実際に吹き付けているところです。
2SC1403B のパワートランジスタ	接点復活剤にて清掃後、黒いカバーを 取り付けます。	これで清掃完了です。

　ＣＡ−１０００�Vのスペックを以下に示します。